働き方改革や裁量労働制を成功させる3つの必須事項

LRででです。

うちテレビないので基本ニュースにはうといんですけど、最近、裁量労働制のデータが捏造だった!ってのが政界の主要話題みたいですね。

野党、再調査拒否に猛反発=予算案採決で徹底抗戦(Yahooニュース)
立憲民主党など野党6党は27日、異常値が続出した裁量労働制調査のやり直し要求に応じなかった政府・与党への反発を一段と強めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00000090-jij-pol

確かに、元データが捏造だったのはとんでもないことだし、ほんとうのミスでなければ、結論ありきでデータ出してるのは明白ですよね。

どこからの『結論』かといえば、働かせ放題にして人件費安くしたい経団連とか、あるいはグローバリズムとかアメリカの間接的なパワーなのかもしれません。

だからそもそも、成功させる気ってないんだろうなあと思います。

ただ、裁量労働自体は決して悪いものじゃなくて、やるべき仕事やって早く終われるならそれもいいし、成果でインセンティブつくならそれも良いと思います。

制度自体は良さそうなものでも反発が起きるのは、日本の労働文化と衝突してるからですよね。

なので今日は、働き方改革や裁量労働制を成功させるために、セットで考えなければならない3つの必須事項について書いてみたいと思います。

働き方改革や裁量労働制を成功させる3つの必須事項

あくまで僕が考えているものではありますが、裁量労働制を本当に成功させるのは、以下の3つが必要です。

1.適切な評価とインセンティブ制度
2.仕事量マネジメント
3.早く帰ってもいい意識へのシフト

すこし詳しく書いていきますね。

1.適切な評価とインセンティブ制度

まず、裁量労働なので、仕事に対する適切な評価基準があるのは絶対です。

少人数で仕事にあたり、ひとりの成果が分かりやすいならともかく、大人数の場合は直接成果につながらない(ように見える)遠い業務を行ってることだってあります。

縄文人が狩りに行くとき、直接獲物を倒した人はエラいですが、木の先につけた刃を研いだ人や、寒さや怪我から身を守る衣を作った人だってエラいです。

クリエイティブ系の仕事なら、プラプラして調べ物してる余裕ある時間(=短期的には1円も生み出してない時間)に、本当に良いアイディアが出て来ることだってあります。

だからそのあたりを、バランスよく見て評価できる適切な評価者や評価基準の整備が必要です。

その上で、その評価をちゃんとインセンティブとして還元できる仕組みもいると思います。

現在のスタンダードのような決まった時期の昇給も悪くはありませんが、成果と報酬が遠すぎると、裁量労働に対する直接の評価やモチベーションにするのが難しく、働いてる側も実感が得にくいです。

なので、なるべく短期間に、わかりやすい形(売上の○%や、評価をなんらかのポイントにして、1ポイント○円など)を導入することが大切だと思います。

2.仕事量マネジメント

次に、個人に与える仕事量を「労働者目線に立って」マネジメントすることが必要です。

たとえば、仕事が早い人にはどんどん新しい仕事が降ってきますが、それがキャパシティを超えすぎる場合があります。

明らかに残業しないと終わらなかったり、ゆとりを作ったはずがどんどん仕事がやってきて、結局バタバタする形です。
上から降りてくるノルマに困って、そうなってしまったケースもあるかもしれませんね。

ただ、残業になってしまうのは、そもそも考え方が残業前提になっていたり、会社が火の車すぎたり、マネジメント不足だったりするからだと思います。

残業は過労死ライン(月80時間)超えなきゃ大丈夫みたいな感じありますが、そうじゃなくて定時超えたら即罰則ぐらいでいいですし。
会社が火の車の場合は、商品の利益率とか、ビジネスモデルとか、コストかけてるところ間違えてると思います。

たぶん売上や生産性最大化視点でどんどん仕事降らすんだと思いますが、ライオンに追われていたら、創造性のある仕事はできません。
一時的にできても、ライオンに食べられてしにます。

長期目線で生産性は最大化しないでしょうし、辞めてしまえば、また一から採用コストも教育コストもかかります。
トータルで見れば、ゆとりあるマネジメントをしたほうが、結局株主の利益にもなるのでは?と僕は考えているのですね。

これは最終的には、労働者本人が、行う仕事や、働く日時を選べる形が良いのではと思います。
社内フリーランスみたいな形に近いかもしれませんね。

余裕ある、一見なんも関係なさそうな時間が、次の創造性を生み出します。

3.早く帰ってもいい意識へのシフト

最後は、「早く帰ってもいい意識へのシフト」です。
かんたんにいえば、「自分の仕事が終わった、今日は早く帰っちゃおー」って思った時に、自分も同僚も上司もみんなが「おー、おつかれー!」って心から言えるような状態になっていくことです。

海外の人がどうとか置いといて、日本人って働きすぎだと思います。

本当に心から仕事が好きなら全然残業もいいと思うけど、どうも働いてないと居心地が悪いとか、就職がすべてみたいなところがあって。
「早く帰る」「休む」ってなると、罪悪感がある人って多いと思うんです。パブロフの犬のようになっていると思います。

だからその意識を、労働者の側から少しずつ変えていったほうが良い気がしているんですよね。

育休とか、そういう流れは確かにあるけれど、もし裁量労働制が入ってきたら、もっと能動的に「いや今日終わったんで帰ります」みたいなことをやっていくべきかなあと個人的には思ってます。

それで会社をクビになる可能性は高くなるけど、「そんな会社くそくらえだ!」って言えるようになるぐらい、自分自身もいろんなことを学ばなきゃなあと改めて思いました。

LRでした、おやすみなさい。

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