スピリチュアルとは何か:正体と危険性

こんにちは。おやすみなさい。
LRです。

僕は、父が占い師&神道大好き人間だったこともあって、スピリチュアルの分野とは、それなりに関わって育ちました。

あと、母の霊感も強かったみたいで、そういう話には事欠かないので、そういう意味でもスピリチュアリティに近い場所にいたと思います。

そこで今日は、「スピリチュアルとは何か」というテーマで、僕の考える、スピリチュアルの正体や、危険性について書いてみます。

「救われたと思っていたら数百万円の墓石を買っていた」

なんてことも起こりうる分野なので、まずは正体を見極めて、上手に活用していきましょう。

スピリチュアルの具体例

それでは、具体例をいくつかあげていって正体を見極めていく、帰納的な考え方でいってみますね。

スピリチュアルの具体例1:占い・オーラ系

いろんな方法で、「あなたは〜〜タイプですね」と分類して、それを元に人生アドバイスをしていくタイプです。

普通の占いと混同しそうなのですが、やたらキラキラしていたり、守護霊とかカルマとか言い出す場合は、スピリチュアルと考えたほうが良いと思います。

スピリチュアルの具体例2:霊能者系

占いとすこし被りますが、守護霊とか前世カルマとか、先祖霊を下ろすとかいう分野はスピリチュアルかと思います。

これも本気の霊能者の場合は、「そこに霊がいる」「霊と交信する」ぐらいの感じだと思いますが、ここに「守護霊が、あなたの幸せを願っています」「大丈夫ですよ、ご先祖様が見ていますよ」という言葉が入ると、スピリチュアリストっぽくなりそうです。

スピリチュアルの具体例3:心をあつかう系

アカシックレコード、マインドフルネス、引き寄せの法則などは、瞑想や祈りのような、心をあつかって幸せを目指すタイプに分類されるかなと思います。

あまり詳しくありませんが、ニューエイジとかもそういうタイプでしょうか。

マインドフルネスなどは企業で取り入れることもあるようなので、いわゆるスピリチュアルに入るかどうかは、活用次第な気がします。

スピリチュアルの本質

ここまでで、気づいた人は気づいたかと思うんですが、どのタイプも「何かのスキル+幸せを目指す」という、幸せ感との複合によってスピリチュアルっぽさが出ているということです。

占い師も、霊能者も、瞑想家も、それ単体ではひとつのスキルを持つ人であって、いわゆるスピリチュアリストとは言いづらい部分があります。

ではどこでスピリチュアリストが誕生するかというと、たぶん「幸せを目指す」という要素が入った瞬間なのですよね。

なので、スピリチュアルの本質は、「現代科学で説明できないスキルを、積極的に、人類の幸せに活用すること」なのだと、僕は思うのです。

スピリチュアルの正体

では、なぜスピリチュアルという分野が生まれたかというと、やはり「幸せになりたい」「不安を解消したい」といった、人間の隠れた望みではないかと思います。

たとえばバブル崩壊以降の不安定な社会で、新興宗教への入信者が爆発的に増加しました。

この世界が非常に不安定で、生きてると確信できない場所ということは、About LRP:生きてるって確信したいに書きましたが、

人生のグレーゾーン、論理では確信をもてない不安感を埋めるために、バブル崩壊後に新興宗教が流行ったのだと思います。

オウム事件によって危険視され一度は落ち着いたものの、

「やっぱり人生すごく不安だなぁ」
「何か心の支えになるものはないかなあ」
「もっと怪しくないものがいいなあ」

こんな気持ちが、よりポップで身近なスピリチュアルを生み出したのではないでしょうか。(メディアに生み出された、という見方もできるでしょう)

なのでスピリチュアルは、「人生の不安を解消し、私たちを幸せにしてくれるもの」という定義であって、現代版の宗教と言えるのだと思います。

スピリチュアルの危険性

しかし、もちろん危険性もあります。

それは「論理で反論できないので、なんでもかんでも信じてしまう可能性」です。

これは極論的にいえば、宗教による自爆テロの話であり「幸せのために消さなければならない」といったことが起こりうる、ということですね。

たとえば、「数百万円の墓石を買ってしまう」のは、「このままじゃ地獄に落ちるぞ!」と言われ、未来の恐怖を避け、幸せになりたいがために、墓石を買ってしまうということです。

地獄を回避するために「布教しろ!」と言われたら布教するし、「爆弾まいて突撃しろ!」と言われたら、突撃します。

現世の歪みを修正し、指導者のいう幸せな世界を実現するために、危害を加えることも辞さないのです。(本人は「幸せにしてあげてる」と思っている)

この未来への恐怖感・幸せへの渇望を用いた方法は、古い宗教からスピリチュアル、一部の思想、果てはただのセールスの世界まで、いろんな分野で用いられています。

ただ、スピリチュアルが厄介なのは、「このままじゃ地獄に落ちるぞ!」に、反論できないということなのです。

これが「あなたのニキビは、今のままでは悪化してしまいます。このクリームを買いなさい!」とかだったら、別の研究データを持ち出したり、食事睡眠をしっかりやるとかで、反論や対処が可能です。

でも「地獄に落ちるぞ!」と言われたら、「え、そうなの?」としか言えないわけですよね。

「いえ、私は空飛ぶスパゲッティ・モンスターに守られていますから、絶対に地獄には落ちませんよ」みたいな、論理の外の反論しかできません。だから厄介なのです。

そして、一度「地獄に落ちる恐怖感」が心に焼きついてしまったら、もう墓石でもなんでも買ってしまうわけですが、その墓石がどう地獄回避に結びつくのか、その論理もまた、論理の外の世界の話です(先祖霊をしずめるとか)。

だから、僕がお伝えしたいのは、「すべてまるっと信じるのはやめなさい。ケースバイケースで判断しましょう。」ということです。

納得して取り入れたスピリチュアルなら信じるもよし、けれども、少しでもおかしいと感じたら、自分の中で吟味をすること。

あなたの人生の手綱を、すべて明け渡さないでください。

占いも瞑想も霊能も、必ず間違えることがあります。
ノイズに乱されることがあるのは、僕たちの人生の選択と一緒ですから、100%信じ切る必要もないのです。

スピリチュアルとは何か:正体と危険性

スピリチュアルの本質は、「現代科学で説明できないスキルを、積極的に、人類の幸せに活用すること」だと書きました。

そして、「なんでもかんでも信じてしまうのは、間違いもあるので危険だよ」とも書きました。

心のスキマを埋めるために、上手に活用していくのが、スピリチュアルとの正しい向き合い方だと、僕は考えています。

もし信じ切ったとしても、あくまで人生を豊かにするためのツールであることを、忘れないようにしてくださいね。

LRでした。おやすみなさい。

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