詩4「なぜ殺してと言ったのか」

なぜ殺してと言ったのか
僕にはわからなかったけど
コロシテというその首を
君はやさしく締め上げた

木くずの漂うあのボロ屋
憂柔不断なよるの月
つめたい風の吹くあの世
君はやさしく締め上げた

狂ったように咲き散らす
赤いまだらの夜のつき
捧げるいのちとゴミの虫
綱でつるされ嗤う耳

困ったように撒き散らす
ささげる口と未知の朝
ごらんあそこがこの世だと
騙す目をしたアクマの碑

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