詩3「このまま息よ止まっておくれ」

見えなくなった彼女は
僕のいない世界で
美しく生きてゆくのだろう

いらなくなった僕は
深い水底の檻の中で
窒息するのを待つばかりだ

このまま息よ止まっておくれ
このまま息よ止まっておくれ

いくらそう願ったとしても
ここは同じ地平の同じ場所

ならばせめてと色だけは
真っ黒けっけに塗りたいんです

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