今を生きるべきたった一つの理由

LRです。

幸せになるってテーマにおいて、『今を生きる』ということは、すごく大事だと思います。

どうしても堂々巡りで考え続けてしまう過去、不安や恐怖、逆に期待感でいっぱいかもしれない未来。

いろいろあると思うけれど、やっぱり「大切なのは今だな」って、僕は思うんです。

そう思う理由について書いてみます。

未来と将棋の話

過去・現在・未来の話をする上で、僕はよく将棋の話を例にだします。(中学高校とそこそこ将棋を真剣にやってました)

将棋で次の一手を考える時、いろんな選択肢があるんですよね。

たとえばぱっと見て3つの手浮かんだとしたら、

・Aルートの先を10手読む
・Bルートの先を7手読む
・Cルートの先を6手読む

みたいにして、3つの手の先をさらに読んで、形勢判断をするんです。

それで、もしBルートが正解となれば、AとCは捨てて、それ以降かえりみることはほぼないです。

この時なにが起こってるかというと、『合計23手分を読むエネルギーを消費して、7手の道を選びとってる』んですよね。

残りの16手分のエネルギーが無駄かといえば、最善手を選んでるわけなので無駄ではないですが、決してエネルギー効率がいいわけじゃないんです。(将棋って脳の運動なので、指したあとふらつくぐらい、カロリー使います)

で、これを僕たちの人生と置き換えてみると、「未来についてあれこれ悩む」ってこれなんですよね。

「AとBどっちを買ったら楽しいだろう」「BとCどっちの結果になってしまうのかな」とか、ワクワクしたり思い悩んだり、まだ起こっていない未来に対して思い悩むことは、将棋で先の手を読むことと一緒なんです。

ただ、将棋と人生が違うのは、シンプルか複雑か、判断材料が限定されているかすごく多いか、の点です。

将棋はゴールが「相手に勝つこと」で、「優勢になる手を選ぶこと」という、やるべき動作が決まっているんですよね。
将棋というゲームの中でスキルを磨いて勝てばいいわけですから、将棋のことだけ考えていればOK。

でも人生の場合はたくさん選択肢もあれば、判断材料もあるし、将棋と違って未経験の事柄もたくさんあるので、
「そもそも何のスキルがいるの?」「どこを見て判断したらいいの?」という部分で迷うことが多いです。

だから、とことん未来について思い悩んでしまいます。

将棋であれば、23手-7手=残り16手分のエネルギーの無駄で済んだのが、判断材料があまりに多いのでどんどん思い悩み、160手も1600手もエネルギーを無駄にしてしまう、そんなイメージだと考えてください。

もちろん考え過ぎればカロリーも時間もつかうので、疲れるし大変です。なので、

「未来について考えすぎることは、エネルギー効率が良くない」

と、考えてください。

過去も二度とやってこないので効率が悪い

同様に、過去の出来事について思い悩むことも、あまり意味がないです。

先の将棋の例でいえば、すでに過ぎ去った10手前の場面を思い出したとしても、今目の前にある最善手選びには何の関係もないのです。

これはすごく重要な示唆をしていると僕は考えていて、要するに「過去は現在未来における判断に、大して何の関係もない」という話なんですね。

確かに、過去から未来を予測することは不可能ではないと思います。

例えば古代中国の戦国時代にパワーバランスが不安定になってくると、いわゆる暗君がトップになって滅亡したり、逆にカリスマ的な君子が国を立ち直らせたりしました。
これを抽象化して見た時に、国家が不安定な状況にあるアメリカで、(暗君か君子かはさておき)キャラの立ったトランプさんが、ヒラリーさんに勝利したのは自明の理です。

ですが、それはあくまで予測であって、ほしい未来かどうかには全く関係ありません。

大切なのは、欲しい未来のための最善手を選ぶことなので、過去のパターンに照らし合わせて予測しても、これもまたエネルギー効率が悪いんです。

今を生きることこそ最大のフィードバックを得る

それで、今(現在)を生きることはどういうことかというと、目の前に見えている現在をありのまま見て情報を仕入れるということです。

悩みゼロにする:2つの方法という記事でちょこっと触れたけど、『今ここ』に集中して、判断をはさまずにただ「観る」という感じですよね。

すると脳は、感覚器から入った情報と脳内情報を統合してあらたなリアリティを生み出します。

この時、過去・現在・未来のうち、実際に起こっているという点で、現在がもっとも大きい情報量を持っているので、脳内リアリティのフィードバックも最大になるという話です。

子どものうちは何でもよく覚えるというのは脳細胞が健康だからみたいな話がありますが、それだけでなく、「今ここ」から素直に情報を受け取り、価値判断を挟まないからじゃないかなと僕は思っています。

その結果たくさんの情報を仕入れてフィードバックも最大になるので、加速度的に学習が進んでいくのではないかと思うんですね。

それで、脳のイメージは現実に反映しますから、子どもは心身ともにどんどん成長していくと……。

ここまで言えるかはわかりませんが、「今ここ」を最大化していくことが、人生をより良くしていく上でもっとも大切な考え方の一つではないかと僕は思います。

LRでした。おやすみなさい。

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