IoT人類退化説:モノのインターネットの危険性

こんにちは。おやすみなさい。
LRです。

僕は午前3時48分にいったい何をしているのか。
なぜこの場所で自分のブログを書いているのだろうか。

こないだIoT(モノのインターネット)のニュースを見ました。

具体的には省力化投資においては、卸・小売でセルフレジや電子マネーに対応した決済端末の導入、飲食でPOSレジシステムの導入などが進んでいるほか、IoT(モノのインターネット)技術の介護サービスへの活用や「宿泊客の質問の予想や回答検索の最適化ができるAI(人工知能)ツールの導入」など技術革新が新たな分野の省力化を実現している事例もみられている。
非製造業、人手不足で生産性向上を積極化 潜在余地も大きい=日銀

僕が見たのはこのニュースではなかったんですが、生活家電のコントロールを本格的にクラウドとつなげるよ、みたいな話だったと思います。

ほんと、IoTとかクラウド、人工知能の発達ってめざましいものがあって、僕も某検索最大手企業のサービスには魂を売っているので、クラウドサマサマです。

(本当はすごく怖い面もあると感じているんですが、便利には変えられない……分かっていて乗せられるというのはまた怖いですね)

なので、IoTやクラウド、ビックデータの活用とか、そういった分野は推し進めていって欲しいかなと思います。

でも一方で、めちゃくちゃ危険性があるとも思っていて、それが『思考力の低下』なんですよね。

数値化されマニュアル化される人類

特にIoT(モノのインターネット)の活用です。

さっき話した生活家電のコントロールをクラウドとつなげるとか、スマートウォッチとか、本当に分かりやすいんですけど、

部屋の温度や人間の体温、脈拍数など何もかもをデータ化していくことの意味に着目してみたいと思うんですね。

まず1つ目の危険性として僕が言いたいのは、無意識処理が意識に上げられていく、ということです。

無意識ってとにかく膨大な処理能力を持っています。

バックグラウンドで体温調節したり、バランス取ったり、あれこれ記憶整理したり、たくさんのことを同時並列的にやっているんですね。

「人間は脳の3%しか使えてない」なんて言いますが、97%の見えない活動を担当しているのが無意識だと思ってください。

その見えない活動を、見えるようにするのが生活家電のIoTの一側面だと僕は考えてます。

では、97%の見えない活動をデータにして、人工知能にコントロールを任せてしまったらどうでしょう?

例えば、「暑いから窓を開けよう」「クーラーをつけよう」とか、意識せずとも自然とやれてしまいますよね。

その辺の行動も、人工知能が勝手にやってくれるわけです。

それが繰り返されるとどうなるか……?

人間は学習する生き物ですから、無意識が判断をしなくなってくるんです。

そして、無意識は脳の97%の莫大な処理量を持つと書きましたが、

IoTやAIの加速度的発達によって、また資本主義の生産性論理によって、あらゆるものが「見える化」していったらどうでしょう。

人間の脳の97%の思考力が失われていくんです。

見える化してコンピュータに委ねればいいので、人間は考えなくてすむようになるからですね。

職人さんの世界とかすごく分かりやすい例で、これまで経験とカン(=無意識の抽象的処理)によって行われていた制作が、形状などをデータ数値化(=意識の具体的処理)した上での工場での大量生産に取って代わられました。

「それは素晴らしいことじゃないか」って思うかもしれないし、質量保存の法則で考えれば、経験とカンの処理エネルギーと数値化したエネルギーは同等であるとも考えられます。

でもここで着目したいのは、

職人さんの脳内のエネルギー量が、データ数値化したコンピュータに移行した

ということです。

こんなことが世界のあらゆるところで起こっていて、どんどん人類の脳内の無意識エネルギーが、コンピュータに移行していく……これってめっちゃ怖いことじゃないですか?

さらにもっと怖いのは、無意識が本当に膨大な処理能力を持っているために、出てきたデータの情報量がハンパないということです。

どういうことかというと、抽象的になればなるほど、データ量はシンプルになりますが、具体的になるにつれデータ量が増します。

上位概念「アルファベット」という一つのイメージに対して、その下位概念であるアルファベットの文字は「26文字」の情報量を持つのです。

例えば、ツボ職人さんの経験とカンをデータ化したら、形状から材質から、何から何までたくさんの設定数値を必要とするでしょう。

その出てきたたくさんの数値は、人間の意識じゃ処理できないんですよ。

ビッグデータは人工知能に任せるしかない

のです。これが2つ目に言いたい危険性です。

ここでも「人間の脳内のコントロールが、コンピュータに移行している」んですね。

マーケティングの現場ではすごく分かりやすいことが起こっていて、大量のデータをエクセルファイルにどんどんまとめていくけれど、データの本当の意味を見つけられる人はごく少数です。

大体は集めただけでほっとくので、それを自動調整してくれるツールとか重宝されます。

無意識的な膨大な情報処理をデータ化し、コンピュータに委ねていく、大きな流れが起こっていると考えた方がいいと思います。

僕は科学発展は否定しないけれど、

脳の97%がラクをする方向に向かっているのなら、人類は退化していってると思いませんか……?

人類の思考エネルギーの総量が、コンピュータの発達と共に、加速度的に落ちていくのですから。

IT化が進んでどんどん業務量が増えていく中で、求められるスキル能力も増えていってます。

自己啓発とかマインドフルネスとか、まさに時代の要請に応じたものだと思うし、脳を鍛えて人工知能とタッグを組んだり、バトルできる人材だけが上に立っていくような気もするんです。

人間は頭の中にあるものしかカタチに出来ないなんて言われますが、投資パワーで貧富の二極化がガンガン進んでいることも併せて考えれば、「3%の人類とAIが他の97%の人類を支配してしまう共産主義的世界」の方向に意外と進んでしまうのかもしれません。

LRでした。おやすみなさい。

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