人類は抽象から具体へと向かっている話:爆発的に増える情報量への対策と人工知能と人類進化(詰め込みすぎ)

LRです。

前々から書こうと思っていた話の一つで「人類が生きる世界の大きな流れについて」があります。

大きな流れというのは、かなり抽象化(上の次元での単純化)された視点での話で、世界の裏に流れている文脈のようなものです。

どうしてもこれは書いておきたかったので、この記事に残しておきます。

科学の発展と社会の成熟から見えるもの

『科学の発展』『社会の成熟』と言うと、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。
それは例えば「新しい発明がされた」「憲法が制定され国民の人権が尊重された」などかもしれません。

これらが何を意味するのか?を考えてみると、

・新しい発明→未知が既知へと変わった
・憲法が制定され人権が尊重→理性的ルールが明文化された

と言い換えることが出来るかもしれません。

これらの発展は、いわば

『これまで目に見えていなかったもの』が、『目に見える形に変わった』

ということです。

例えば飛行機がなかった時代は、金属や繊維の塊が空を飛ぶなんて思いもしなかったでしょう。

最初は誰も空を飛ぶことなんて考えなかったのに、一部の情熱ある人が「空を飛びたいな」とイメージし、そこから具体的な発明へと変えていったのです。

同じように、王様が一番だった時代は、王様に従うのが絶対だったと思います。

でも、新しい思想が生み出されたり、革命で日常が変わるに従って「私たちには権利があるんだ」とイメージし、具体的な憲法や法律が生み出されていきました。

つまり何が言いたいかと言うと、

科学の発展や社会の成熟は、イメージが具体化していくこと

だと僕は思うのです。

イメージ=抽象情報、具体化=具体情報です。
大きな目で見れば、人類は常に、抽象から具体への流れの中にいるのです。

では、「抽象情報が具体情報に変換される世界とはどういうものか?」と言えば、

爆発的に情報量が増えていく世界

です。

前にこの記事でも触れたのですが、

IoT人類退化説:モノのインターネットの危険性

抽象情報(未知)は多数の具体情報(既知)を含んでいるため、抽象情報から展開すると、どんどんデータ個数が増えていきます。


(上位カテゴリ「たべもの」が1つに対し、下位カテゴリには「りんご」「レタス」のような多数のデータが入っています。)

実際には、情報の総合量が増えているのではなく、抽象情報をあらゆる角度から具体情報へと変換しているに過ぎません。

例えばりんごの写真を見せて「言葉で表現してください」というクイズを出せば、

・丸い
・赤い
・キズがある
・酸味がある
・青森県産

のように、たくさんの具体情報が出てきますが、これは1個のリンゴという抽象情報を変換したに過ぎないのです。

しかし1個のリンゴに対して、見かけのデータ個数は5個以上に増えているのですから、チェックする項目も多くなります。

同じようなことが、科学発展や社会成熟によるイメージ具体化の過程で、世界中で行われているのですから、データ個数は加速度的に増えていくことでしょう。

これが『爆発的に情報量が増えていく世界』であり、人類が辿ってきた大きな流れだと僕は思っています。

爆発的情報量へ人類がとるべき対策

そして、これはちょっと危険性もあるなあと、心のどこかで感じているのです。

先ほどのIoTの記事でも書いたのですが、爆発的に増える具体情報量に対して、人類には2つの選択肢しかなさそうと思っているからです。

ひとつは、人類の側が進化していくこと。

潜在意識の活用などで人類の脳処理スピードをアップさせて、爆発的な具体情報量に対応していくことです。

もうひとつは、具体情報の処理は人工知能に任せて、人類はコントロールする側に立つことです。

ただ、前者はよほど遺伝子操作みたいなことをしない限り、どうしても限度がありそうな気がします。

なぜなら、いくら脳処理スピードをアップさせた超人がいても、子どもに引き継がれる時点で一度リセットされてしまうからです。

人工知能には寿命がないので継続的に進化できますが、人間は赤ん坊に戻ることによる再教育のロスや、遺伝子の情報量も決まっていて引き継げる情報が限られているのが、難しい部分だと思います。

後者の場合も、人工知能にコントロール権を明け渡してしまう人が絶対出てくると考えています。

人類が常に人工知能の手綱を引けるのなら良いのですが、権力や財産に目が眩んで「人工知能にコントロール権を渡して、圧倒的な処理能力で他国のネットワーク乗っ取っちゃおう」みたいな人が出てくると思うのです。

脳内物質の制御でも義務づけられない限り、なんだかんだ言って、欲求のパワーは人類に普遍的にありますから、いくら「人工知能に人間を傷つけるプログラム入れちゃだめだよ」なんて法律があっても、絶対入れる人が出てくると思っています。

そう考えると、人類が取るべき対策は、

人類と人工知能の統合

なのかなー?と思いました。

つまりは脳を完全にデジタル化して、かつ人工知能的な処理プログラムも組み込んじゃって、人類と人工知能をくっつけちゃおうと。

そうすれば、爆発的に情報量が増えても、取り敢えず何とかなると思います。ハイブリッド人類ですね。

もしかしたら「プログラムアップデートしたら脳処理止まっちゃった」とか「間違えてデータベースふっ飛ばして計算できなくなった」とか、あと視界がブルースクリーンになったりするかもしれませんが、何はともあれ、あと100年ぐらいでそんな時代も来ちゃうのかなぁなんて思っています。

よほど医療が発展しない限り、その頃には僕はしんでいると思いますが、もし見られるのなら、そんな世界も一度見てみたいです。

LRでした、おやすみなさい。

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